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座間の大凧200年の歴史がよみがえる写真集

はじめに
座間大凧の歴史は、今からおよそ200年前に子どもの誕生と成長を祝う「祝凧」として始まったと伝えられています。
幕末に開港した横浜に近い座間地域は、生糸輸出の増大とともに養蚕や蚕種製造が盛んとなり、人々の暮らしも向上し、文化の交流、発展も盛ん行われました。その一つに大凧揚げがあり、1878(明治10)年には6間、約11メートルという、現在の大凧と比較しても変わらない巨大 な凧が作られ、明治20年には凧文字も養蚕が当たったことを祝って「大当」としたとの記録も残されています。
この本の刊行計画は、座間市大凧保存会の前身であり、凧連として大凧揚げを継承し、発展 を担ってきた座間市青年団体連絡協議会が1967昭和42)年に発足して55周年となったのを記念し、座間市大凧保存会から当研究会に編集委託されスタートいたしました。この度、刊行の運びとなり、座間市最大のイベントであり、シンボルとしての民俗伝統行事「日本一座間の大凧」の歴史的・文化的意義を、大凧の写真や記録による写真集となっております。

 
2024年5月 湘東歴史文化研究会

座間市観光協会にて販売中
1冊 2500円(税込み)

 

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